昔ながらの梅干しの作り方|1947年創業の専門店が教える、紀州南高梅で漬ける伝統の味

「昔ながらの、酸っぱくてしょっぱい梅干しを自宅で漬けてみたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。保存料を使わず、塩と梅だけで作る伝統的な梅干しは、素材の良さがそのまま味に直結します。

本記事では、1947年創業の歴史を持つ、和歌山県みなべ町の梅干専門店「うまい梅のながおかや」が、長年受け継いできた伝統と職人の技に基づき、失敗しない「昔ながらの梅干しの作り方」を解説します。

1. 準備するもの:最高の梅干しは「素材」で決まる

美味しい梅干しを作るための最大のポイントは、梅の品質です。皮が薄く肉厚で柔らかな「紀州南高梅」を使用することをおすすめします。

  • 完熟梅: 黄色く色づき、桃のような香りがするもの(紀州南高梅が最適)
  • 粗塩: 梅の重量の18%〜20%(長期保存に適した伝統的な濃度)
  • 道具: 漬物容器、重石、消毒用アルコールまたは焼酎、ザル

2. 昔ながらの梅干し作りの手順

① 梅の下準備と水洗い

梅を丁寧に水洗いし、ヘタを竹串などで取り除きます。ヘタを取ることで苦味を抑え、雑菌の繁殖を防ぎます。洗った後は、水分をしっかりと拭き取ることが、カビを生えさせない重要なコツです。

② 塩漬け(梅酢を上げる)

消毒した容器に梅と塩を交互に入れます。一番上には多めに塩をのせ、梅の重量の1倍〜1.5倍程度の重石をのせます。数日で「梅酢」が上がってきます。梅が完全に梅酢に浸かっている状態を保ちます。

③ 土用干し(三日三晩の天日干し)

夏の土用の時期(7月下旬〜8月頃)に、晴天が続く3日間を選んで天日干しを行います。梅をザルに並べ、日光に当てることで、皮が柔らかくなり、保存性が高まります。職人の技が光るこの工程で、梅干し特有の鮮やかな色が生まれます。

3. 専門店がこだわる「紀州南高梅」の品質

「うまい梅のながおかや」では、紀州南高梅の名産地である和歌山県みなべ町にて、厳しい品質基準を満たした「紀州特選梅干」の認定を受けた梅のみを使用しています。梅の選別から塩漬け、土用干し、そして調味に至るまで、熟練の職人が一粒一粒丁寧に向き合っています。

手作りに挑戦するのも梅干しの楽しみですが、プロが手がけた「本物の味」を知ることで、より深く梅干しの世界を楽しむことができます。当店では、昔ながらの塩味から、はちみつ・しそ・こんぶ・かつおなど、現代のニーズに合わせた豊富な味を展開しています。

4. あなたにぴったりの梅干しを見つける

ご家庭用はもちろん、大切な方へのギフトや、もしもの時のための防災備蓄用まで、専門店ならではの幅広いラインナップをご用意しております。減塩タイプをお探しの方も、伝統的な味を求める方も、ぜひ一度当店の梅干しをご賞味ください。